主婦のオーストリア生活記~in Graz~

夫の仕事でオーストリアのグラーツに行くことになったアラサー主婦。 オーストリアに行くまでと行ってからの奮闘記。

幼稚園のスタート

長男が幼稚園に通い始めてから2週間が経過しました。私自身がドキドキしていましたが、今のところ楽しく通っていて安心しています。ただ日本の幼稚園とは違うように感じることも。

ゆるっとスタート

オーストリアの幼稚園は特に入園式などはないので、ゆるっとスタートしました。長男の預かり時間は7~13時なのですが、7時ちょうどに登園しないといけないわけではなく各自バラバラに登園しています。お迎えも12時前に来ている人もいれば13時ちょうどの人など、日によってもバラバラのようです。現在我が家は7時半前後に登園して、12時半~13時頃にお迎えに行っています。

クラスわけはなし

これは幼稚園によっても異なると思うのですが、長男の通う幼稚園にはクラスはありません。そのため入る教室(部屋)も決まっておらず、好きなところで好きに遊ぶところからスタートします。ただグループで行うメインの活動が毎日あり、歌を歌ったり室内で遊具を使って運動をしたり、お話を聞いたりなどしているようです。それ以外は室内で遊んでも屋外で遊んでもいいようですが、長男は屋外で遊ぶのが好きなようです。読み聞かせをしている女性のイラスト

Jauseを持参

幼稚園には毎日Jause(軽食)を持参しています。オーストリア人はサンドイッチとフルーツなどが一般的のようですが、長男は小さめのおにぎりや野菜のパウンドケーキ、フルーツを持たせることが多いです。長男は幼稚園で昼食を食べないので、お昼ご飯にもなりそうなものを入れています。おかげで家に帰ってからはフルーツなどのおやつもしくは軽食を食べるのみですんでいます。

楽しく登園

以前から幼稚園に行くのを楽しみにしていた長男は、初日も嬉しそうに登園しました。室内履きに履き替えて一緒に中に入り、しばらくはもじもじしていましたが先生や入園前から顔なじみのお友達が声をかけてくれて笑顔でお別れしました。Tagesmutterである程度の集団生活に慣れていたのもよかったのかもしれません。

積極的な息子

人が好きでどちらかというと社交的なタイプの長男は、初日からいろんな子に挨拶をしていました。挨拶というとしっかりしたように聞こえますが、実際はお得意の”Hallo”と”Bye bye”のみです(笑)長男がはっきりと話せるドイツ語はまだ限られているので、とりあえず声を掛けては気付いてもらえなかったり無視されていることも。でも3日目ぐらいには挨拶を返してくれる子も増え、長男の名前を合わせて呼んでくれる子もいたので少しずつ馴染んできたように感じました。

正直言葉も通じない、すでに知り合い同士でグループができているようなところに入っていくなんて私にはハードルが高すぎるので、順応力のある幼い年頃とはいえ長男の積極性は見習いたいと思いました。長男の幼稚園には両親ともにアジア人の家庭はおらず親子ともども認識してもらいやすいので、今後いろいろな子たちとコミュニケーションをとっていければと思います。

一日のリズムが整ってきた

幼稚園に通い始めて、平日のルーティーンが整ってきたので個人的には行動しやすくなりました。といっても子どもたちと過ごす午後の時間はとても長いので遊び方に工夫が必要ですが、日本に比べると幼稚園が早く始まることもあり早寝早起きの習慣がついたように思います。

今のところ楽しそうに通っており、とりあえずは安心しています。今後体調管理やお友達とのやりとりで苦戦することもあるかと思いますが、長男の様子を見て必要なサポートができればと思います。