来月で一歳を迎える息子ですが、幸い風邪などを引くこともなく元気に育っています。そのため緊急で小児科を受診したことなどはありませんが、一歳までにある検診について簡単に日本と比較しながらまとめておきたいと思います。
日本で行われている乳幼児検診
乳幼児健診のスケジュールは各自治体によって異なるようですが、一般的には3~4か月健診、6~7か月健診、9~10か月健診、1歳6か月健診、3歳健診が無料で受けられるようです。
日本の予防接種
日本小児科学会推奨のものがありました。これは今後オーストリアで予防接種を受けるうえで役立ちそうです。
日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュール|公益社団法人 日本小児科学会 JAPAN PEDIATRIC SOCIETY
オーストリアの乳幼児健診
- 4~7週
- 3~5カ月
- 7~9カ月
- 10~14カ月
- 22~26カ月
- 34~38カ月
- 46~50カ月
- 58~62カ月
一歳頃までに受ける検診が4回、その後は一年ごとに5歳頃まで検診があります。内容は日本の検診とだいたい同じで、身長や体重を測って発育の状況をチェックしてくれます。日本だと小児科医だけでなく歯科医や保健師、栄養士さんとも話す機会があるようですが、こちらでは歯科医など別途受診する必要があります。小児科の先生に聞いたところ、歯医者は問題がなければ2~3歳頃、眼科は2歳頃受診するようにとのことでした。
息子の小児科受診歴
一歳までに受診したのは計5回です。
- 生後6週
- 検診とロタウイルスワクチン。
- 生後7か月
- 検診と任意の予防接種。(髄膜炎菌)
- 生後9か月
- 予防接種のみ。(おたふくかぜ、はしか、風疹、髄膜炎菌)
予防接種は日本脳炎やBCGなどはありませんが、他は概ね同じスケジュールで接種していきます。日本の友人曰く、日本だと親が予防接種のスケジュール管理をしなくてはいけないとのことでしたが、こちらだと小児科で次の受診日(検診や予防接種)を提示してくれて予約を取るので、おまかせです。
髄膜炎の予防接種は任意だったため、これを受けなければ4回の受診になります。髄膜炎の予防接種は二回の接種が必要で計240€の実費でしたが、私たちが加入しているプライベート保険からは半額返金がありました。
10-14ヶ月に受ける検診は来月受ける予定です。検診以外で身長や体重を知りたいとき、緊急ではないけど気になることがあるときは近所の子育て支援センターのようなところに週一回お医者さんがいるので、そこを訪れたりしていました。グラーツ市のサービスで、各地域にあります。
余談~コロナワクチン接種~
先日、一回目のコロナワクチンを接種しました。周りの人と比べて遅めの申し込みではありましたが、順調に手続きができました。オンラインでの申し込みは簡単で、接種当日も問診票とeカードがあればスムーズに接種ができました。
心配していた副反応は、私は腕の筋肉痛と翌日に偏頭痛が。肩こりからくる頭痛の感じだったので、寝違えてしまった可能性もあるのですが、二日後にはすっかり元気になりました。私より一週間早く接種した夫は筋肉痛のみでほとんど副反応はありませんでした。特に服用はしなかったのですが、痛み止めにはMexalenがお医者さんからも推奨されました。