主婦のオーストリア生活記~in Graz~

夫の仕事でオーストリアのグラーツに行くことになったアラサー主婦。 オーストリアに行くまでと行ってからの奮闘記。

子連れスロベニア&イタリア旅行〜ベネチア編〜

子連れ(2歳&8ケ月)でスロベニア&イタリア旅行に行ったときのベネチアでの旅行記です。事前に子連れでのベネチア観光に関するブログなどを見ていたところ、ベビーカーでのベネチア散策はおすすめしないというものが多かったのでドキドキしながら向かいましたが、行ってみたら思いのほか楽しめました!

軽量のベビーカー1台でベネチア本島へ

今回ベネチアでの宿泊はベネチア本島ではなく、メストレ駅寄りのアパートメントホテルにしました。グラーツへ戻るフライトの時間が朝早かったのとスーツケースやベビーカーで島内を移動するのは避けたかったのでこの選択はよかったと思います。

私自身ベネチアに行くのは三回目ということもあり、雰囲気を楽しめれば満足でした。しかし、がっつりベネチアを観光したい人はやはり本島に宿泊するのがいいかと思います。

私たちがベネチアを観光したのはある一日の朝から夕方までで、必要最低限の荷物で向かいました。次男は基本抱っこ紐でベビーカーは荷物&長男用に。長男はベビーカーに乗ったり、降りて一緒に街歩きを楽しんだりしました。

街歩きを楽しむ

私たちは電車でローマ広場まで行き、そこから本島に入りました。サンマルコ広場を目標に気になる道を進みました。階段は避けられそうであれば避けて進み、難しければ長男には歩いてもらいました。1~2回は歩きたくないというのでベビーカーに乗せたまま夫が担いでくれたことも。f:id:SarryTan:20230710224158j:image途中リアルト橋を通って進みます。リアルト橋やサンマルコ広場はいたるところに看板があるので迷ったらその看板を頼りに進みました。サンマルコ広場に着くまでに通った階段は4つほどでした。息子もほとんど機嫌よく歩いて上ってくれたので特に大変には感じませんでした。

広場で遊ぶ

ベネチアには広場がたくさんあるので、長男が走り回っても大丈夫でした。また、夏場はテラス席も多く、子連れでも入りやすいお店がいっぱいです。実際レストランの見た目やネットでのクチコミを見てお店に入りましたが、とても美味しくて周りもほとんど気にすることなくご飯が食べられました。ご飯を食べているときは次男をベビーカーに乗せておくことができたので、小さい子連れだとやはりベビーカーはあったほうがいいと思います。

ヴァポレット(水上バス

今回ベネチアで初めての試みとして、ヴァポレットに乗船しました。ヴァポレットとは、イタリアのヴェネツィアで使われている水上バスのことです。ヴァポレットの料金は一回7.5ユーロで、24時間や48時間などのパスもあります。ヴァポレットは色々なルートがありますが、ホテルのオーナーに教えてもらって乗ったのが、グランド運河を通る1番線です。グランド運河はヴェネツィアのメインストリートで、美しい建物や橋がたくさん見られました。船に興味を持った長男も大喜びで、外の席に座ってゆっくりと過ごせました。1番線はサンマルコ広場からサンタルチア駅まで約40分かかりますが、まるで川のクルーズみたいに楽しめたのがよかったです。

ヴァポレットからの眺め

所感

子連れでのベネチア観光は想像以上に大変ではなく、大人も子どもも十分楽しめました。ただ次男が1歳を過ぎてベビーカーでの移動が必須、かつ長男もまだベビーカーが必要になるであろう来年だと難しかったように思います。そのため、子どもが抱っこ紐での移動が可能だったりある程度は歩ける年齢に行くのがおすすめです。

今回は本島には宿泊しませんでしたが、水上バス水上タクシーを利用してスムーズに行けるホテルがたくさんあるようだったのでそういったホテルを選ぶといいように思います。