主婦のオーストリア生活記~in Graz~

夫の仕事でオーストリアのグラーツに行くことになったアラサー主婦。 オーストリアに行くまでと行ってからの奮闘記。

Baby Led Weaning

あっという間に息子も8カ月を迎え、離乳食も二回食になりました。離乳食を始めたときにこちらの友人に聞いたBLW(Baby Led Weaning)について、自分の考えも含めて簡単にまとめておきたいと思います。

BLWとは?

イギリスの保健師さんによって考案された方法で、赤ちゃん主導の離乳食のことのようです。食べる量やペース、順番を赤ちゃん自身が決めるもので、親が食べさせるのではなく赤ちゃんが自ら進んで食べるのが目的のようです。お座りができるようになったら始める目安です。

詳しくは以下のホムページに。日本BLW協会というものがありました。

babyledweaning.or.jp

手づかみ食べとの違いは?

正直な感想としては、いわゆる手づかみ食べと何が違うのかな?でした。よく見る離乳食本でも手づかみ食べを推奨していますし、食べ物に慣れたら手づかみ食べに進むイメージです。でも、BLWでは最初から手づかみ食べに挑戦するということ、赤ちゃんが最初から主体性を持って食事をすることを大切にしているというふうに理解しました。

栄養が偏るのではないか?

赤ちゃんが主体性を持って食事をするのは素晴らしいことですが、個人的には栄養の偏りが気になりました。離乳食初期はまだまだ母乳やミルクからの栄養がほとんどといっても、やはりバランスよく栄養を取れるようにしていくのも大切に感じました。ただ、赤ちゃんが食事を楽しむには実際に見て、触って、食べるのはとても良い方法だと思います。特に離乳食を食べない赤ちゃんには良い方法かもしれません。

我が家の離乳食の進み方

おすすめされてBLWにも興味を持ったので、従来通りスプーンであげつつ、スティック野菜もあげてみたりしました。ペースト状の離乳食はわりとしっかりと食べていたので、野菜の感触を楽しませるようにしました。とはいえ自分で口に入れて食べる気配はなく、握りつぶしたり床に捨てたり…後片付けが大変だったので今はあまりあげていません(笑)そのうち本格的な手づかみ食べや三回食が始まると思うと恐怖ですが、なるべく楽しみながら進めたいと思います。