主婦のオーストリア生活記~in Graz~

夫の仕事でオーストリアのグラーツに行くことになったアラサー主婦。 オーストリアに行くまでと行ってからの奮闘記。

離乳食の始まり

息子もあっという間に半年を迎え、5ヶ月を少し過ぎた頃から離乳食を開始しました。私なりに調べたオーストリアの離乳食事情と今後について覚え書きです。

オーストリアの離乳食

私がネットや友達から聞いた話によると、オーストリアの離乳食は野菜から始めるようです。最初は人参、かぼちゃ、パースニップ。パースニップは日本ではあまり馴染みがありませんが、オーストリアでは離乳食の定番食材とのこと。見た目は白い人参のようです。

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その次に炭水化物のじゃがいもで、早い段階でお肉をあげるとのことでした。オーストリアは瓶詰めのベビーフードが豊富なのですが、確かに早い月齢からお肉が入ったものががたくさん売っています。日本だとお肉は離乳食中期以降とあるので、国が違えば進め方も大きく違うのは興味深いです。パスタもわりと早く食べ始めるようなので、日本のお米のかわりと思うと納得なような。

オーストリアに住む外国人ママ達に離乳食について聞いたところ、BLWなるものをおすすめされました。BLWはBaby Lead Weaningといって赤ちゃん主導の離乳食なのですが、こちらは初めて聞いたので、また改めてまとめたいと思います。

我が家の離乳食

今のところ、基本的には日本式で進めています。10倍粥からスタートして、次に野菜。オーストリアらしく人参、かぼちゃ、パースニップから与えてみました。野菜は日本ではメジャーでもこちらではあまり見かけないものもあるので、こちらでよくあるものから進めていく予定です。タンパク質は豆腐と鯛は挑戦済みです。魚の種類に詳しくないので、とりあえず無難なものから始めています。

両親ともに日本人なので、息子にオーストリア流でお肉を早い段階で与えたりするのには抵抗がありますが、日本のスケジュールにこだわりすぎず息子が食べることを楽しんでもらえるように頑張りたいと思っています。

日本から送ってもらったもの

離乳食を始めるにあたって、一部日本から送ってもらったものがあります。それは離乳食用のスプーンと冷凍用のケース、離乳食初期から使えるベビーフードです。

こちらでも手に入るものですが、友達におすすめを聞いたので両親に依頼しました。実際ロックダウンでなかなかお店に見に行けなかったので助かりました。

ベビーチェア

デザインがおしゃれで前から気になっていたストッケ・クリックを購入しました。昨年発売した商品で、生後6ヶ月〜3歳頃まで使うことができます。3歳になる頃まではこちらにいる予定なのもあり、なにより夫がデザインを気に入ったのでこちらにしました。

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今のところ、まだイスが大きいかなという印象です。おくるみなどクッションがわりに腰回りに挟んで使っていますが、まだ長時間は安定しないような感じです。それでも最近は集中して椅子で食べられるようになったので、このまましばらく様子をみる予定です。

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ちなみにこのストッケクリックはコンパクトで持ち運びや組み立ても簡単です。

所感

離乳食についてはいろいろなサイトや本を見たましたが、やり方は人それぞれだなぁと思いました。よく食べる子もいれば食べない子もいますし、日本式といっても本などにあるように上手くは進まないのだろうと思います。そのため月齢に合わせた食材選びは注意したいですが、息子の反応を見て、臨機応変に進めたいと思います。食事を楽しんでもらうのをモットーに、こちらの気持ちを押し付けないよう気をつけたいと思います。

時間はあるので、できるところは手作りで、食べてくれたらラッキーの気持ちで、作る過程を楽しみながら進めたいと思います(^^)/