週数が進むにつれ、出産に向けてベビーグッズなどを揃える必要がありました。しかし、初めての出産、そして海外ということもあり何を準備すればいいのかわからないことばかりでした。 ここでは、オーストリアで子育てをする友達や助産師からの情報をもとに私が準備しておいて役立ったものをまとめておきます。
こころえ
まず最初にいろいろな人に言われたのが、これ。
ベビーグッズを買いすぎないこと!
やはり赤ちゃんはすぐに大きくなるので、最低限の買い物に留めておくのが良いとのことでした。こちらではお下がりや、大物ベビー用品においては中古品を使うことも多いようで、日本のメルカリのようなWillhabenというサイトやFacebookグループを活用することを勧められました。また、日本でも言えることですが、小さい子がいる友達に聞いて借りられるものは借りるほうがいいとのことでした。着古しているほうが記事が柔らかく赤ちゃんにも優しい、という意見もありました。
出産準備品リスト~友達編~
オーストリア人とアメリカ人の友人から、出産準備品リストをもらいました。それぞれが準備してみた感想も書かれていたので、とても参考になりました。また、最近オーストリアで出産した日本人の友達にも聞いて、自分なりのリストをまとめていきました。
こうしたまとめ作業から学んだ意外なこととして夏生まれでも帽子は必需品というのがありました。また、ガーゼはたくさんあるほうがいいとのことでした。
出産準備品リスト~助産師編~
妊娠8カ月頃に実施してもらった出産準備コースにて、助産師からも出産準備品リストをもらいました。友達からもらったリストと重なるものもありましたが、最低限必要なものとのことでした。意外だったのは、おむつ替えの際に乾燥を防ぐためヒーターがあったほうが良いとのことでした。あとはPucksack(プックサック:下半身を覆う寝袋)という赤ちゃんが寝る時にあると便利なグッズもおすすめされました。
入院準備
助産師からは、出産準備品リストとあわせて入院準備品リストももらいました。こちらは病院によっても必要なものが変わるとは思うのですが、水中出産の可能性も考慮してビキニ水着を持参するよう言われました。出産時は病院着を借りれるようでしたが、自分が着慣れた楽なものかつ汚れてもいいTシャツを持参するほうがいいとのことでした。
他にも陣痛時、身体を温めるのにKirschkernkissen(キルシュケルンキッセン:さくらんぼの種の入った袋。レンジで温めるカイロ)がおすすめとのことだったので、とりあえずdmで購入しておきました。 私が出産した産院では毎日タオルの交換があり、シャンプーなどのアメニティも準備されていたのでそれらは特に必要ありませんでした。
実際に役に立った出産準備品リスト
主に友達と助産師からの情報を参考に、私が用意しておいてよかった!と思ったものリストを公開します。他にも細かいものを準備しましたが、すぐに使ったものをまとめます。
- ベビー服(0~3カ月用)
- 帽子
- 靴下
- おくるみ(120×120㎝)
- バスタオル
- ガーゼ(70×70㎝、30×30㎝)
- Schlafsack (Pucksack)
- 授乳クッション
- ベビーバス
- 湯温計
- おむつ
- おしりふきシート
- おむつ替え台
- おむつ用ゴミ箱
- 爪切りなどのお世話セット
- ベビーベッド
- ベビーネスト
- 抱っこ紐
- ベビーカー
- ぬいぐるみ等おもちゃ
ありがたいことに、友達がベビーシャワーを企画してくれて出産前にたくさんの素敵なプレゼントをいただきました (*´ω`) みんなそれぞれ子育てに役立ったグッズをプレゼントしてくれ、とても嬉しかったです。手作りのプレゼントも多く、他にもベビー服のお下がりをいただいたり、海外での出産にもかかわらず息子はとても恵まれていたと思います。
グラーツでおすすめのベビー用品店
グラーツでベビー用品を揃えるなら、Murpark内にあるBabywalzが品揃えが豊富です。ベビーカーなどの大物はもちろん、小物など様々なものが購入できます。大物はIKEAやLutzなどでも購入可能です。
オーガニックなどにこだわった商品なら、Mamiladen、Popolini、Grüne Erdeもおすすめです。他にも街の中心部にかわいいお店がいくつかあります。
ウィーンに行くと素敵なお店はもっとあると思うのですが、コロナウイルスのこともあり出産準備品はほとんどグラーツで揃えました。外出規制が解除されてからは実際に見に行くことができたのでよかったです。
ベビー用品をそろえた感想
実際に息子が産まれてみて、必要なものは限られているように思いました。もしくは、必要になれば産後に買い足せばいいと思っていました。実際、おむつなどの消耗品以外は特に買い足しませんでした。
私の場合、ありがたいことに、生け花関係の人からも思いもよらずお下がりをいただいたり、出産後もいろいろなお祝いをいただきました。加えて、夏生まれということもあり家ではボディ肌着のみで過ごしていたのも、追加購入がいらなかった原因かと思います。
コロナの影響で日本からの荷物がいつ届くかもわからなかったので、日本から何かを手に入れることは期待していませんでした。ただ、両家の両親からそれぞれが事前に買ってしまっていたベビーグッズや産後が楽になるようにインスタント食品を中心とした食料品だけを送ってもらうことにしました。
郷に入っては郷に従えで出産準備品はほとんどこちらで揃えましたが、今のところ特に困ることなく過ごせています。