「早生まれは損」そんな言葉をネットで見つけてとても驚いた私。早生まれの私が今感じていることなどを緩く書いてみたいと思います。
早生まれ
私自身3月の終わりに生まれ、日本ではかなりの早生まれですが、今まで嫌だなー、損したなーなんて思ったことはありませんでした。むしろ最近は同級生のみんなより歳をとるのが遅くてラッキーだと思っていました。
そんな私の息子は8月生まれなので、こちらではいわゆる早生まれ。ママ友と話したりしていて早生まれの子は体格差や発達面で大変なのかな?と考えさせられることがあり、早生まれの子を持つ母に聞いてみました。
早生まれの子を持つ母
私も弟も3月生まれのため、早生まれの子を二人持つ母。早生まれの子どもを育てるときに思うことがあったのかなーと思い聞いてみました。
すると母の反応は
「何言ってんの?そんなの小学校2年生ぐらいまでみんなに追いつけてなかったよ?」
でした。
「え?そうだったの…?」
これが正直な感想で、自分としては苦労した記憶はありませんでした。小学校の低学年はたいした勉強をしていなかったのもあるかもしれませんが。
小さい頃の記憶
そこで小さい頃の友達との遊びを思い出してみると、セーラームーンごっこではいつもちびうさの役で(わかってくれる人は同世代(^^♪)、おままごとでも小さな子どもの役。小学校に入ってからの背の順は一番前か二番目でした。(ちなみに一番か二番で争っていた子も早生まれのことが多かったです。)よく考えると周りの友達からは小さいから、幼いから、と思われていたのかも…?と今さら思ったり。
自分としては嫌な思いをした覚えはありませんが、4-5月生まれの子よりも話せる言葉が少なかったり、行動がゆっくりだったのかもしれません。性格もあると思いますが、当時は先生の言ってることを理解するのに周りの子よりも時間がかかったのかもしれません。
優しくてしっかりものの友達
よく覚えているのは小学生になると私のことを気にかけてくれた子がいたことです。私の中では優しくてしっかりものの友達でした。実際高校生になって学校が離れてしまうまでよく遊んでいました。でも担任の先生曰く、私にいろいろと教えてくれるその友達に小学2年生のときに初めて自分でできるから待ってと声を出したそうです。きっと私の記憶がはっきりしだしているのがその頃からなので、私の中では優しくてしっかりものの友達という思いが強いのかもしれません。中学生になってもそれは変わりませんでした。
本人次第
いろいろと考えてみて思ったのは、早生まれの本人はなにも気にしていないということでした。母の話を聞いて少しは心配に思うこともあったんだろうなとは思いましたが、小さい頃の記憶は限られたもので、私の周りでも本人は気にしてない人が多いような気がしました。名門の幼稚園や小学校受験を考えるようなお家だと苦労も多いかもしれませんが…結局は本人次第かと。親になってみると子どもの成長は気になるものですが、今元気に過ごしている息子を心配する必要はないように思います。
いつまでオーストリアで子育てをすることになるかはわかりませんが、息子がなにか困難にぶつかったときに経験や知識を活かして多くの選択肢を提示できる親になりたいと思いました。