主婦のオーストリア生活記~in Graz~

夫の仕事でオーストリアのグラーツに行くことになったアラサー主婦。 オーストリアに行くまでと行ってからの奮闘記。

ビザの延長に必要?ドイツ語のÖIF模擬試験を受けました

グラーツに来てから少しずつ勉強を続けているドイツ語ですが、自分の進捗具合が知りたくなり、ドイツ語の試験を受けようと少し前から考えていました。結果、試験は受けないことにしたのですがドイツ語学校で模擬試験を受けることができたのでそのときの記録です。

ÖIFとÖSD

そもそもオーストリアで受けられるドイツ語の試験にはÖIFとÖSDがあります。ざっくりとですが、

  • ÖIF:オーストリアのビザ用
  • ÖSD:大学で勉強したいときに必要になるもう少し公的なもの

そのため、私に今後必要になるとすれば、ÖIFです。聞いたところによると、

  • A2に合格すれば3年のビザに延長
  • B1に合格すれば5年のビザに延長

ができるようです。

ÖIFの模擬試験を受ける

ドイツ語学校で試験対策の講座があるのを発見し、話を聞きに行くことに。私はライティングとスピーキングが不安だったので、対策コースの内容が気になっていました。

実際に聞きに行ってみると”A2のコースを取ったことがあるなら受かるわ、試験対策講座を受けるのは自由だけどお金が勿体ないと思う”とのこと。そこで試験内容がよくわからなくて……と言うと”よかったら模擬試験を受けてみる?”と。なんと無料で受けられるとのことでした(^^)/

模擬試験の結果

結果的に3回分の模擬試験を受けました。といっても問題を渡されて解くだけですが、ライティングも添削してくましたし、スピーキングは先生と1対1でしたが受けることができました。ちなみに模擬試験はネット上にあるものでした。

ÖIF A2模擬試験:Mein Sprachportal - Beispieltests als Download

結果として、リーディングとリスニングは7~8割ぐらいはとれるかなぁという感じでした。

ライティング

簡単な文章を書いただけでしたが、書くように指示されている内容を押さえていれば問題ないそうです。冠詞等少し間違ってても大丈夫とのことでした。

スピーキング

絵を見て話すパートが難しかったです。絵をすぐに見て状況を理解するのが私には難しく、単語がわからず……先生に聞いたり。でも先生曰く、A2のレベルなら全部を理解するのは無理で、わからないことはわからないと言えることが大事だそう。要するに、試験官とドイツ語で会話が成立てばよく、会話のキャッチボールが最も重要とのことでした(・∀・)

採点について

先生にどうだったか聞くと"私はやりとりができてたから満点をつけるけど、厳しい人は一部減点になるかな"とのことでした。先生とても優しかったので、満点はかなり甘めの採点だったと思います。でもA2レベルだとそんなに厳しく採点しないものなのかもしれません。試験を受けるときは予想されるシチュエーションで使う単語を勉強しておくべきだと思いました。

今後の勉強

現状、ビザの延長にドイツ語試験は必要とされていないので勝手にB1に進むことに決めました!模擬試験をやってみて、完璧じゃないけどなんとなく受かりそうな気がしたからです。といっても2年たってようやくビギナー終了のレベルなので、ドイツ語で話しかけられてもわからないことがほとんどなのですが(-_-;)

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友達に借りたドイツ語の絵本。これを読むのも難しい... 特に過去形に苦戦中。

おそらくB1の範囲が広いのだと思います……”今B1ぐらいのレベルかな”っていう人、すでにペラペラなイメージなので。笑 ドイツ語学校の人も試験対策はB1以上でいいとのことだったのでまた一年ぐらいかけて勉強したいと思います。まずはドイツ語学校で使うようなテキストを買って、勉強する予定です。

幸い、私の周りには同じようにドイツ語を勉強する友達や、それをサポートしてくれる友達がたくさんいます。また集中してドイツ語コースを受けるのもいいかなと思っていましたが、まずはドイツ人の友人と引き続きタンデムでじっくり教えてもらおうと思います。タンデムなら周りを気にすることなく、自分のペースで勉強できるのでおすすめです★

所感

日々ドイツ語に対するモチベーションが上がったり下がったりを繰り返すのですが、ドイツ語圏に住む以上ドイツ語ができるにこしたことはありません。正直なくても全然生活できるけど、他愛のない話をいろいろな人とできるようになったら素敵だと思うので頑張りたいと思います(=゚ω゚)ノ