ウィーン最終日は日曜日だったので、前から気になっていたウィーン少年合唱団の王宮ミサへ行ってきました。オーストリアに来てからミサに参加するのも初めてだったので、面白い経験になりました。
ウィーン少年合唱団
ウィーン少年合唱団が成立されたのは1498年で、現在合唱団には10～14歳の少年約100人が所属するそうです。2017年にはUNESCOの無形文化遺産にも登録されています。世界各地でコンサート等行っており、日本でも有名。
王宮ミサ
夏休みを除いた毎週日曜日の朝に行われている王宮ミサ。時間は9時15分から1時間15分ほどです。場所はホーフブルク王宮で、スイス門をくぐったところにあります。
チケットはオンライン予約が可能で、席によって料金は異なります。
参考：Wiener Hofburgkapelle - Sonntagsmessen und Konzerte
今回私たちは最上階正面向かって右側のバルコニー席、中でも一番安い席を選択。ちなみに2週間ほど前に予約しましたが、すでに8割ぐらい埋まっていました。一番安い席は一人€11でした。
王宮内部
王宮内部はとても厳かな雰囲気でした。ウィーン少年合唱団がいるのは礼拝堂の最上階です。歌っている姿はほとんど見えませんでしたが、モニターがついていてそこに映像が映し出されます。ミサの様子も見られました。ミサ自体は日本人には馴染みがなく、面白く感じる人は少ないかと思います。歌がメインではない点は注意が必要です。ウィーン少年合唱団は最後に一曲だけ、正面で歌ってくれます。
座席
ミサ中にウィーン合唱団を見たいのであれば、バルコニー席の一番前の列がよく見えると思います。2階席も3階席も一番前は€37とだいぶ高いですが、ウィーン少年合唱団よりのバルコニー席でないと見えにくいです。もちろん、ミサ全体や最後の歌を正面で聞くなら1階席がおすすめです。こちらも席は高いですが。
個人的には雰囲気を味わいたかっただけなので、一番安い席でも全く問題ありませんでした。3階席も一番前だとモニターが見えにくいので、2列目以降の安い席のほうが見やすかったようにも感じます。
当日朝から並ぶ必要がありますが、立見席もあります。これから暖かい季節であれば朝早めに並んで立見席もありかもしれません。ずっと立ったままというのは疲れるような気もしますが(;・∀・)
せっかくなら早めに礼拝堂へ
今回、ミサの始まる30分ほど前には客席に入ることができました。その際、ウィーン少年合唱団の練習も覗けました。早めに行くと客席もまばらだったので、自由に写真が撮りやすかったです。朝起きられれば、早めに礼拝堂へ向かわれるといいと思います。
感想
ミサはミサだなぁと。途中英語でも話がありましたが、内容自体は正直よくわかりませんでした。でも、確かにウィーン少年合唱団の歌声は綺麗だったので、一人€11で雰囲気を味わえたのはよかったと思います(・∀・)ミサに参加する機会もそうあるものではないですし。ただもし高い席を選ぶなら、個人的にはウィーン少年合唱団のコンサートを観に行くほうがよいかもしれません。
私たちが行った際周りは日本人観光客がとても多かったことにとても驚きました。やはり日本人には人気なんだなぁと改めて感じました。
