気づけば12月!今年も残すところ一ケ月を切りました。
最近は弟の結婚式のため、主人と日本へ一時帰国をしておりました。一週間というタイトなスケジュールでしたが、グラーツより暖かくて過ごしやすかった日本。紅葉もなかなか綺麗でした(^^)/
弟も結婚かぁ…と少ししんみりしつつ、長いお付き合いのお嫁さんも可愛くて、結婚式に主人と参加できてよかったです。
そんな短期滞在ではありましたが、今回は初めて”免税”手続きを利用してお買い物してきました!前回の一時帰国の際はビザの更新時期だったため利用しておらず…少しドキドキしながらお買い物へ行きましたが、思っていたよりも手続きが簡単だったのと、いろいろと割引が受けられたので記録に残しておきたいと思います。
日本に住んでいた際はあまり意識していなかった免税ですが、よく見るといたるところで免税が利用できます。特に観光地である京都では、街中の多くのお店で免税利用できる旨書いた看板がありました。今回は百貨店でのみ免税を利用したので、その際の手続きに関する体験記をまとめておきたいと思います。
以下は、高島屋と三越伊勢丹にあったパンフレットからの情報をまとめたものです。
免税対象者
非居住者(海外居住者)で、日本に入国後6カ月未満の人が対象。
→つまり、海外に居住している日本人も対象で、私たちも実際に利用できました
免税対象商品
一般品と消耗品に分けられ、それぞれで扱いが異なるので注意が必要なようでした。
一般品
カバン、靴、衣料品、時計、宝飾品等が含まれるとのこと。
一日の合計購入金額が税別で5,000円以上で免税の対象で、入国後6か月以内に日本国内から持ち出す必要があるそうです。
消耗品
食品類、飲料類、化粧品、医薬品、文房具等。
一日の合計購入金額が税別で5,000円以上、500,000円以下で免税の対象です。開封ができないよう梱包されるため、出国するまで開けてはいけないようです。
商品の購入
私が利用した百貨店では、どちらも友の会での精算が可能でした。結婚してからこつこつ積立していた友の会がここで役に立ちました。笑
友の会は私の名義のため、私のパスポートの提示が必要でした。現金での購入であれば、主人のパスポートでも大丈夫でした。
高島屋の場合:免税カウンターでさらに5%の割引カードがもらえました。お店でお会計の時に提示して5%引きの金額で精算しました。
三越伊勢丹の場合:三越伊勢丹にもゲストカードという5%割引のカードがあるようですが、海外カードを持っているか一日に30万円以上の買い物が必要なようでした。
免税手続きに必要なもの
- 購入商品
- 購入商品のレシート
- パスポート*
- クレジット等のカード(カードで購入した場合)
*ちなみにパスポートは入国のスタンプを必ずもらっておかなくてはいけません。最近は自動化ゲートでスタンプなしに入国が可能なので、要注意です。
返金方法
免税カウンターで現金での返金かクレジットカードでの入金が選択できました。私が利用した百貨店では、免税手数料として1.1%が差し引かれたうえで返金されました。
出国時の手続き
パスポートに購入記録表が貼付されるため、出国する際に税関に提出します。といっても、パスポートを見せるだけでした。係りの方が購入記録表を外してくれます。
今回は国内線を経由しての出国(伊丹→羽田→ミュンヘン...)だったため、乗り継ぎ時に税関を通るという流れでした。伊丹で、免税品がスーツケースに入っている旨伝えると、もしかすると現物を取り出して見せる必要があるかもしれないということで、早めの便で羽田へ向かうよう言われ、一本早い便に変更してくれました。
ということで、乗り換え時は少しそわそわしていましたが、いざ羽田に着くと「そのままお進みください」とのことで問題なくスムーズに乗り継ぐことができました (・ω・)v
日本でしか買えないものは食料品を除いては限られていると思うのですが、なかなか気に入るコートがこっちで見つかっていなかったり、しばらく使う予定のない友の会の積立分を利用したかったので今回は短期間ながら良い買い物ができました♪
しばらく日本に帰らない予定ですが、また帰る際には利用したいと思います。