主婦のオーストリア生活記~in Graz~

夫の仕事でオーストリアのグラーツに行くことになったアラサー主婦。 オーストリアに行くまでと行ってからの奮闘記。

Lange Nacht der Museen

10月6日(土)はLange Nacht der Museenでした。

これは、博物館や美術館に€15で18~25時まで入り放題というチケットが発売される一夜限りのイベントです。このイベントに合わせて、各所でいつもとは違った催し物が開かれます。

去年は宣伝を見ながら特に行くことはなかったのですが、今年はエッゲンベルグ城で働く友達に勧められてエッゲンベルグ城のキャンドルライトツアーに参加してきました(^^)

Lange Nacht der Museenのおかげで、グラーツ内のいろいろな場所にたくさんの人がいて、いつもより賑やかな夜でした。

langenacht.orf.at

f:id:SarryTan:20181010021106j:image

エッゲンベルグ城のガイドツアーはドイツ語のツアーがほとんどですが、その日は20時、22時、24時と3つの英語ツアーがあり、私たち夫婦は20時からのツアーに参加することにしました。 

f:id:SarryTan:20181010021700j:plain

エッゲンベルグ城までの道もキャンドルでライトアップされていました。

f:id:SarryTan:20181010021705j:plain

圧巻のエッゲンベルグ城。

f:id:SarryTan:20181010021656j:plain

ライトアップされると雰囲気が変わって見えます。

ドイツ語のツアーは長蛇の列で、その間をかいくぐって英語のツアーの入り口に辿り着く必要があり大変でしたが、友達の同僚に案内してもらい無事参加できました。笑

エッゲンベルグ城は一度見学に行ったことがあったので、ツアーの内容はほとんど同じでしたが、電気の照明はなく、昔の状態を再現するようにロウソクだけで照らされた城内はとてもきれいでした!肝心の室内は撮影禁止で、ここで共有できないのが残念。

ちなみにエッゲンベルグ城は、四季を4つの塔、1年を365枚の窓、12の門が12カ月を表しているそうです。他にも1週間、1日(24時間)を表すものがあったのですが…うーん、思い出せません。笑

エッゲンベルグ城最後の当主が女性であり、この前行ったSchloss HerbersteinのHerberstein家の方と結婚したそうです。跡継ぎがいなかったため、その結果、エッゲンベルグ城はHerberstein家の持ち物となり、あまり使われることなく政府に渡ったとのことでした。

f:id:SarryTan:20181010021749j:plain

部屋の中の写真は撮影できなかったため、中の広場の様子を。

f:id:SarryTan:20181010021752j:plain

f:id:SarryTan:20181010021814j:plain

奥にある施設へ続く道もライトアップされていてきれいでした。

たまたまですが、帰りはかなりレトロなトラムに乗ることができました (o^^o) 運転手さんも途中でうまく動かせなくなってベテランの車掌さんに助けてもらってました。

f:id:SarryTan:20181010021915j:plain

一見、普段も見るタイプのトラム。

f:id:SarryTan:20181010021911j:plain

 中の作りは違いました。みんなも興味深々の様子。笑

たまに行く図書館も開いていて、中で特別なツアーもある様子でした。

f:id:SarryTan:20181010021841j:plain

Lang Nacht der Museenはグラーツだけでなくオーストリア内で行われているイベントです。ウィーンだと美術館や博物館も多いので、来年はそちらに参加してみるのもいいかなと思ったり (^^)/

エッゲンベルグ城のキャンドルライトツアーは一見の価値ありかと思います♪

昼間のツアーも10月いっぱいまでで、次は来年の春になってしまうので今が最後のチャンスです。