先日、外国に在住する配偶者の会に参加しました。
良い言い回しが見つからなかったのですが、配偶者の仕事の都合で外国(グラーツ)に住むことになった人たちの会です('ω')
大学や機関が企画した会だったんですが、主に研究者の妻や夫が多かったです。
この会が開催されたのは、今後職員の配偶者(家族)へのサポートを充実させるために何が必要か大学等が知るためでした。大学のWelcome Center等は住居や在留許可申請等様々な相談に乗ってくれますが、職員のサポートがメインの仕事になります。しかし、実際は職員と一緒に来る配偶者にもより良いサービスを提供したいと考えているとのこと。
そのような環境が整えば海外の人にとってより魅力的であり、より多くの人を受け入れやすくなるからだそうです。ヨーロッパの他の国では外国人職員の家族へのサポートも手厚いようで、配偶者が孤立してしまわないよう様々なコミュニティがあるとのこと。
最初に連絡をもらった時は正直何を話せばいいか分からないしどうしようかと思っていたのですが、これも経験と思い参加しました(・ω・)ノ
いろいろな国の人はもちろん、女性だけでなく男性も参加する興味深い会でした!
思っていたようには話せなかったのですが、いろんな意見が出て”そうそう!”と思うことがたくさんありました。例えば、
- ドイツ語が第一言語じゃない人にとっては生活に関する情報を見つけるのも難しいため、特に最初のサポートが重要であること(そもそもインターネットからどのように情報を得ればいいかわからない)
- 人と出会うチャンス(特に最初に)がないと引きこもりがちになってしまう可能性が高いこと
- 同じ状況にある人同士の繋がりがもっと必要ではないかということ
子供がいる人は子供の学校のことや病院のこと、物事が円滑に進むよう準備することが最優先でそこにパワーがかかる。子供の世話に追われて外に出る余裕があまりない。
私のように子供がいない人は住居等の環境が整えばだいたいのことは大丈夫。でも、日中に人と関わる機会が少ない。
家族構成によって必要なサポートは異なるけれど、配偶者の生活も楽しくなければ職員も安心して仕事ができない。当たり前のようで見落とされがちなことかなと思いました。
私もWelcome Centerが生け花教室のことや国際女性の会のことを教えてくれなかったら友達は全然できなかっただろうし、さらにこうやってブログを書いてなかったら日本人の人とも知り合いになれないままだったように思います。
最近はきっかけがあると案外交友関係は広がるものだと実感しています!←ぼっちで過ごしがちだった去年の私に教えてあげたい。笑
個人的なことであっても何でも気軽に相談に乗ってくれるWelcome Centerの存在は大きいのでさらにいろいろなサポート、情報を教えてもらえるとよりよくなると思いました(^^)/
会の最中は日本人らしさを存分に発揮し、さらに英語に苦しみましたが…ウクライナ人のかわいいお友達ができるという収穫も(´▽`)
さらに参加のお土産にとグラーツらしい素敵なチョコレートをもらいました♫
とても可愛いので帰国時のお土産にも良さそうです♪
気づけば帰国まで残り4か月ほどですが、今だからこそできることにどんどん挑戦して、いろいろな人との出会いを大切にしたいと改めて思いました( ˘ω˘ )